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2月29日(土)「家族の風景を共有する」プログラム
トライアル参加者募集
清澄白河写真室は、『まち』と『ひと』と『写真』にまつわる活動のひとつとして、サトウアヤコさんによる「日常記憶地図」とのコラボレーションプログラムを開催いたします。
「日常記憶地図」とは、個人の数年~数十年の日常や記憶・愛着を、地図とインタビューでアーカイブするプロジェクトです。その「深川・清澄白河編 1960-2019」は、東京都現代美術館「MOTサテライト2019 ひろがる地図」の作品として展示されました。
このプログラムは、「日常記憶地図」の手法を使って家族もしくはパートナーの話を相互に聞いた上で、家族・パートナーとのポートレート写真を撮影いたします。
パートナーや親子で向き合うのではなく「同じ風景を見る」体験になると思います。
また、こういうプログラムは、仲の良い2人が参加するイメージがあると思いますし、実際そういう方が来られることが多いですが、 例えば親子でそんなに折り合いがよくない場合、親になる前の子ども時代や若い頃の話を聞くことで、親は愛せなくても風景は愛せるのではないか、ということが以前美術館でワークショップを開催した時の開発動機です。
お互いに昔の話を聞くことで、関係性の中で身についてしまっているパートナーや親としての役割をちょっと外し、その人らしさを目の当たりにするような時間を、林田さんが写真に写し取ってくれるのでは、と思っています。
-サトウアヤコ
地図を媒介に、子ども時代など自分の知らない時期の相手の話を聞くことで、 相手が見てきた風景を共有し、改めて相手のことを深く知る、貴重な時間を過ごして記録に残してみませんか。
日常記憶地図 × 清澄白河写真室
「家族の風景を共有する」プログラム
開催概要
日程: 2020年2月29日(土)
時間: 13〜16時
場所: リトルトーキョー2F
対象: 家族・パートナーの子ども時代や若い頃の話を聞いてみたい人と、その家族・パートナー 2名1組 *中学生以上
定員: 3〜4組
料金: 10,000円/1組(1名あたり5,000円)
<含まれるもの>
・「日常記憶地図ノート」1冊
・スタジオ撮影の家族写真2枚(後日データ納品)
・まちなか撮影の家族写真2枚(希望者のみ・後日撮影・データ納品)
・ドリンク
当日の流れ
①受付・家族写真撮影1回目
②サトウアヤコさんからの説明 30分
③地図を書く 20分
④相互インタビュー 30分×2
⑤お茶の時間・家族写真撮影2回目
⑥終了
後日(ご希望者のみ)
プログラムを通して見つかった「愛着のある場所」で、おふたりのポートレートを撮影いたします。
*清澄白河周辺以外の場所の場合は、交通費別途でご相談に応じます。
申込方法
参加ご希望の方は、こちらのフォームよりお申込みください。
申込締切:2月11日(火・祝)
2月16日までに、参加可否ならびに詳細をご連絡差し上げます。
※地図を使用するプログラムのため、参加確定の方には、それぞれのご家族に必要なエリアを事前にご指示いただきます。準備の都合上、ご指定エリアは日本国内限定とさせていただきます。