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2020年2月29日開催「家族の風景を共有する」プログラムの記録

 

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2020年2月29日開催

「家族の風景を共有する」プログラムの記録

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2020年2月29日(土)にトライアル開催いたしましました、サトウアヤコさんによる「日常記憶地図」とのコラボレーションプログラムの記録です。

2組の家族にご参加いただき、「日常記憶地図」の手法を使って地図を書き家族の話を相互に聞いた上で、ポートレート写真を撮影いたしました。


Before

After

改めて良い時間を過ごしたことを実感しました。

一緒に暮らしていても一つのトピックスについて時間をかけて話すということはなかなかないので、30分のインタビューをするのもインタビューされるのも新鮮な経験でした。

記憶を地図と結びつけるという手法で蘇った記憶をこれからも大事にしていきたいです。

息子が小さい頃に住んでいた地域を一緒に歩いてみたら面白いだろうなぁと思います(付き合ってくれるかどうか微妙ですが)。

 

Before

After

地図をみて思い出を語るということが、これほど自分の記憶と向き合うことになるとは思いませんでした。自分でもすっかり忘れていた記憶たちをまた思い出すことができ、懐かしさと嬉しさで胸がいっぱいになりました。私の人生は、家族を基点にいろんな場所や人で構成されていることも実感できました。

今回私はパートナーとともに参加しましたが、日常的に過去のことや家族のことを話す機会が多いので、そこまで新たな発見はないだろうなと思っていました。けれど、彼自身も忘れていた記憶を、地図を見ながら一緒に共有することで、普段話しているよりも素直な気持ちで飾らずに話すことができたなと思います。

大切なひとのルーツを知るというと大げさかもしれませんが、相手のことを深く理解する良いきっかけになりました。今度はわたしの母や祖母に話を聞いてみたいなと思いますし、まわりのひとにも勧めたい素敵な体験でした。


2019年開室以来、初めてのコラボイベントとなった、日常記憶地図 × 清澄白河写真室「家族の風景を共有する」プログラム。

写真室を毎回開室するたびに感じていたのは、ご家族やパートナーの方々の持つ空気がとても温かいことでした。居心地がいいんですよね。この居心地の良さを求めて写真室を開室していたといっても過言ではありません笑 。

冗談はさておき、今回のプログラムでの気づきは、ワークを通して会話を重ね、お互いの記憶を掘り起こすことで、二人の間に流れる空気がより良くなっているように見えたこと。ワークショップ前・後の表情を見比べていただくとお分かりいただけるかも?

清澄白河写真室は、このプログラムを通して「お互いを知る、写真に残す、リラックスする」時間をお届けできるよう、今後も不定期での開催を検討しています。